とりあえず売れればいいってか

　
今日ケーズデンキで気になったこと。
「他店価格調査済み」と書いて、
価格を表示するのはいかがなものか。
この表示を見た純粋な人は、
「調査してあるんだから、この店が一番安いんだ」
と思って買ってしまうわけで。
だが実際には「一応調査しましたよ」
という事実を表示しているだけだ。

この方法では、中高年の客は買うかもしれないが、
物事を斜めから見る最近の若者はまず信じないし、
未来の顧客の信頼を確実に失っていく。
ちなみにネットで検索すると、
HDDレコーダーの差額は次の通りだった。

【ケーズデンキ価格】VS【ネット価格】
RD-E305k　43,800円　＞＞その差
RD-E1005k　54800円　＞＞その差
D-W250k　49,800円　＞＞その差
DV-AC82　39,800円・・

もちろんこれは大型量販店との価格を調査＆対抗の話。
楽天などのネットショップ価格は別なのは知ってますけど。
それなら「店舗を持たない通販ショップは別です」とか、
「正直ネットショップよりも価格は高いですが、
それに負けないこのような充実のアフターサービスがあります」等、
まぁ何かしら書き方があると思いますがね。

心理学のやり方で良い印象を与えるテクですが、
要は、客を勘違いさせてしまったり、
後で子どもに聞いたら高くて買ってバカにされた。
あそこの店で買って損した！
と感じさせた時点で店側の負けかと。
信頼や企業イメージは、結構大事ですよ。