正義のミカタで中学時代を思い出す

正義のミカタ　I’m a loser


本多孝好の新刊が出た。

高校時代いじめられていた亮太は、
今度こそ違う自分に生まれ変わろうと大学に入学するが、
そこでも例のいじめっ子に出会ってしまう。
このままじゃ大変だ！
そう思った亮太は「正義の味方研究部」に入部する。
この研究部で、亮太は一体どう成長していくのだろうか。

「正義の味方」

近頃じゃなかなか耳にしない言葉だが、
誰だって一度や二度、
正義の味方に助けられた経験があるはずだ。


そんな僕も、中学時代のある日、
不良のボスにからまれていた。
そんな時「やめたれや」と声をかけてくれたのが、
ボスの彼女、Ｎ岡さんだ。
彼女は全然気にも留めてなかった様子だったけど、
ぼくは突然現れた「正義の味方」にとても感謝した。
そしてちょっぴり惚れた。

ふと懐かしくなってアルバムを見ると、
中学時代の彼女はあどけない顔をしていた。
そして僕もまた。